Beaumont Textiles (ボーモント テキスタイル)【ブランド紹介】
目次
英国Beaumont Textiles 伝統だけではない、現代イギリスデザインの魅力
Beaumont Textiles(ボーモント テキスタイル)は、イングランド北西部ランカスター地方にて1888年創業の先祖代々受け継がれた歴史や技術を誇っています。この地方は、19世紀以降も商業都市として工業、製造業が発達、また古代ローマ時代からの城や教会などの遺跡や城塞が遺る文化的にも発展した地域です。
創業当時、2500以上の織物工場があり昔から織物工業が盛んに行われてきました。
戦時中や時代の流れにより安価な織物が外国から入ってきたり、さまざまな環境の影響を受けながら、1990年代にはJoseph Blackledge’s son Williamによって「J BLACKLED&Son」社として
引き継がれました。その後、彼の甥 、BILL BEAUMONT(あのラクビ―のスーパースターです!)の世代となり、1998年には「Bill BEAUMONT Textiles」として、彼の華麗なる栄光と共にまた、ファミリービジネスとしてさらに発展しました。現在のワールドラグビーの会長だそうですね。
伝統的だけではない、今のイギリスデザインが楽しめます。
2017年には、サウジアラビア系のthe Al Guthmi Groupの傘下に入り、 Billの長男Danielも加わり、年間およそ150億ドル(1兆円以上)ものセールスを上げるほどに目まぐるしく成長しました。
このように、親子6世代に渡り、このファミリービジネスは栄華を極めることになりました。
Billに続きDanielの引退後、2019年12月、 ビジネスは Matthew Crew へと引き継がれました。
彼はCrowson Fabrics Ltd.においてmanaging directorとしての経歴を持ち、現在、勢力的に、Al Guthmi GROUPとして、更なる飛躍へとつながる新しいプランを推し進めているのです。
そして今、BEAUMONT社の世界が日本でもご覧いただくことができるのです。
特徴としましては、バラエティーに富んだコレクション展開であり、それぞれユニークで絵本をみているような楽しさを感じます。植物柄など自然をモチーフにしたデザインややわらかな色遣いは、日本人にとって親しみやすいコレクションが多いです。印象はカジュアルであり、インテリアファブリックというより、ファッションなファブリックをみている気分がします。
納品実例
それでは、BeamountTextilesをご採用いただきました納品例の一つをご紹介いたします。
Fabric: Padang Palm -Azure(50%Cotton & 50%Linen)
躍動感満ちる、スマトラ島ジャングルの熱いエネルギーを感じます。
人気の碧色ベースを使いヤシの花、葉が描かれています。
ちょうどポルトガル、スペインの青いタイルの色ですね。サマーシーズンや海をイメージしたインテリアとして人気のデザインとなります。