『見えてる?デメリット!?ミラーレースは慎重に!!』
目次
ミラーレースカーテンのメリット・デメリット
生地に特殊な光沢糸が使用され、太陽光を反射させることで、外から中が透けにくいレースカーテンのことを『ミラーレース』といい、通り沿いに面したお部屋や女性の一人暮らしなどの場合プライバシーを守るのに重宝します。また技術開発が進み、遮熱やUVカット効果も兼ね備えて暑さや日焼け対策にも効果的とされています。
そうです、一見、と~~~っても便利!!!と思えます。
ただ・・・数点気を付けなければならない点もあります、「それ、先に知っておきたかった~」という後悔を招くポイントが・・・こちら↓↓↓
【point-1】実は…通気性が劣る、理由は組織(編み方)にあり!
遮蔽性を高める為、「ミラーレース」の裏側(外側)は普通のレースカーテンと違い、目が細かく詰まっているものや平らな糸(扁平断面)で目を塞ぐように編んでいるものもあります。太陽光を反射させ、見えにくくする狙いが故に、いい風が吹いても、風通しが良くありません。そう遮蔽は遮風でもあります。風が通らない軽いレースカーテンは当然のことながら大きく膨らみ、押上げられ舞ってしまいます。プライバシーを守るつもりが、逆にレースで守るどころか、何もなくストレートに見えてしまいます。ミラー効果だけでなく、UVカットや遮熱効果も兼ね備えたカーテンはさらに目が詰まり、遮風度合も増します。
【point-2】実は…夜は外から透けて見えます。
ミラーレースは太陽光を反させて屋内を見えにくくします。また、太陽がない夜間や曇りの日は、うっかり室内が丸見えに。夜間は厚手のドレ―プカーテンを閉めれば問題ありませんが、万能と過信して閉め忘れないように要注意です。ちなみに、夜間も透けにくく視線を遮るのは「遮像カーテン」と言われる商品です。
【point-3】実は…昼間でも暗いのです。
「ミラーレース」「遮像カーテン」を吊ったお部屋は想像以上に暗いです。生地の糸と糸の間に隙間があると、その隙間から向こう側が見えてしまうため、パネルのような織り方で目が詰まっていて、さらに光を反射させるので、お部屋の採光もなくなるわけです。圧迫感も感じてしまうかもしれませんし、お昼でも照明が要るかもしれませんし、電気代もかかってしまいますね。
『ミラーレース』…それは、日中室内が見えにくいカーテンです。それに嘘偽りはありませんが、本当なのはその部分だけです。ミラーカーテン=便利!人気!プライバシー保護効果あり!という謳い文句だけを信じてしまうと、ご自身の生活スタイルに必ずしも合わない事もあります。
デメリットとなり得る部分もあるため、通気は必要か、夜間の遮蔽も必要か、採光も含め何を一番優先とすべきかでレースカーテンを選ばれると良いでしょう。(余談ですが、ミラーレースは無難なデザインが多く、裏がギラギラしていることを好まない方もいらっしゃいます。)
たとえば、タワーマンション、眺望を楽しみながら、視線も気にしなくて良いならば、ミラーカーテンは不要ですね。そして、開放感を楽しめるロケーションでしたら、必ずしも厚手のドレープカーテンとレースカーテンのセットで用意する必要性もないかもしれませんね。(海外は必ずしもセットで用意するという概念はありません)それであれば、レースとドレープの間の生地の透け感を楽しめる『ケースメント』と言われるカーテンもおすすめです。
日本人は機能性という言葉に弱いですが、輸入カーテンには、さらりとしてドレープカーテンの重さもなく程よい中間の透け感と海外ならではの斬新なデザインをお楽しみ頂けるファブリックもあります。毎日を一緒に過ごすカーテンだからこそ、お気に入りの1枚を拘りたいですね。
おすすめのケースメントカーテン
【Scalamandre/27052-001PLEATED LINEN SHEER】
(スカラマンドレ)
リネン75%、ポリエステル25%
ざっくりと不規則なプリーツがファッショナブルで、上質なリネンと丈夫なポリエステル糸が幅広にブレンドされナチュラルな風合いが魅力の一枚です。素材感も人の生活を豊かにしてくれますね。ホワイトとソフトアイボリー、ナチュラルグレージュの色はお部屋を優しく包み込んで癒し、心地よく溶け込みます。
【KENDIX/Ombre 13】
(ケンディックス)
100%トレビラCS 巾300cm
オーロラのような美しいベールが日本にはない絶妙なカラーバランスで異空間を演出しています。不思議と惹き込まれる印象的なカーテンです。
FABRISTAギャラリーにてご覧になれます。お客様の生活環境やあったスタイルや商品のご提案、インテリアコーディネートのご相談も承っております。是非 お気軽にご来場くださいませ、心よりお待ちしております。