インテリア・ゆるトーク vol.3 「こだわりインテリアとたのしいお話。」
目次
想像力、クリエイティビティについて思うこと。
ミニチュア作家、田中達也先生の作品をご存知でしょうか?
私はこの夏、たまたま田舎で見た「MINIATURE LIFE展」で作品を拝見したことがキッカケで
この宇宙感の大ファンです。
野菜やお菓子、私たちが日頃、生活のなかで目にしているアイテムが縦横無尽に出てきます。
そのなか、ジオラマのヒトが配置され「ミニチュアの世界」がくり広げられます。
野菜が宙を舞っていたり、スポンジがお風呂や池になっていたり、ブラシや電子機器でキッチンなどの空間として使われています。ポテトチップスやカステラも登場したりして。
国境やジェネレーション、性別を超え、またわかりやすく、だれもが思わずニコリとなる「癒しアート」なのです。
この独特な宇宙観こそが新鮮で、田中達也さんのクリエイティビティに感嘆します。
このアートの魅力はモノだけではなく、ひとりひとりの人に注目すると、異なる感覚を味わうこともできることですす。私は吸い込まれそうになり、自分がこの世界の主人公になった気分になりました。鑑賞者としての楽しみだけではない疑似体験のワクワク感が特筆すべき箇所かもしれません。
振り返ると、これもコロナ禍であるがゆえの、新しいアートとなったのでしょうか。
ファブリスタギャラリーでは、ユニークで自分の感性で個人個人が楽しめる空間作りをされる方に出会うことが増えてまいりました。私たちコーディネーターとして、個性が求められる時代、日々の修練が必要であるとともに、より意見を求められる場所が広がるようにも思えます。
芸術の秋 🍂
最近は、インスタグラムなどSNSがあります。
洋書や海外雑誌を読みあさり、海外インテテリアを目にしては、ため息をついていたことが昨日のことのようです。好きな場所で、自由な時間でスマホを見ながら、遠い国のデザイナーの作品を見ることができる今は、本当に便利で、また、イージーなようにも思えます。
この秋、世間では「新作」であふれています。
ただ、優れたアートとは、トレンドや時間を超えて此処にあります。ファブリスタのそんな愛すべきアートの一部を綴ってみました。よろしければご覧くださいませ。
bluebellgray Interior Cushion
色づかいが個性的。ハイクオリティなヨーロッパの自然素材生地をベースにデジタルプリントされたデザインは、スコットランドの厳しくも豊かな自然が表現されています。
ご新築お祝いやお誕生日の贈り物としてもよろこばれるアイテムです。
Scalamandre
ニューヨーク発ハイエンドインテリア、スカラマンドレです。
言葉もいりませんね。艶やかピンク+チーターです。椅子はピンク+タイガー。
ピンクのバーキンのバッグがお似合いです。
ところで、バーキンの鞄の由来はご存じでしょうか?
有名なお話で恐縮ですが。カバンの中がゴチャゴチャなジェーン・バーキンと飛行機でたまたま隣に居合わせた、当時エルメス社の社長があなたのためと作ったバッグが、この「バーキン」です。歴史とは、おもしろいですね。
次は、KENDIX、Art名は「PARADIS」です。
数年前のコレクションですが、今でも個性的なオランダのデザインが光ります。
オランダ続きでこちらは「Moooi」のシャンデリア。
(oooooといっぱい付けてしまいそうになりますが、oは3つです。)オランダ語で「かわいい」「美しい」という意味だとか。
東洋キッチンスタイル様の素敵なショールームが唯一無二なデザインで注目を集めていますね。
ヘラクレウム、コッペリアなどの大きなシャンデリアだけではなく、ラグや家具などが揃ったブランドです。ダッチデザインの日本人にはない感覚は、目も心も踊ります。
これからの季節にピッタリ、冬らしいインテリアですね。
みなさまからのご相談を広くお待ちしております。