『フジエテキスタイル ショールームにお邪魔しました』
目次
フジエテキスタイルってどんなメーカー?
フジエテキスタイルはカーテン生地、椅子張地などを扱っているテキスタイルブランドで日本の会社です。その歴史は古く139年前に京都西陣で織物製造業を興したことに始まります。その後テキスタイルデザインの先駆者となり、デザイン性の高い生地を次々と生み出していきます。そのデザインの根幹にあるのは『シンプル&モダン』というコンセプトのため、現代のインテリアにとてもなじみます。
東京ショールーム
フジエテキスタイルのショールームは2022年の8月にリニューアルされました。場所は変わらず初台のオペラシティ近くのビルの中にあります。ショールームでは、縫製品のサンプルを見ることはもちろん、区切られた空間の中に実際の生活をイメージしたレイアウトで家具やカーテンを見ることができます。私もフジエさんの見本帳は暗記するほど読み込んでいますが、チップサンプルでは気づけなかった生地の良さに触れることができます。
フジエテキスタイル 東京ショールーム
東京都渋谷区代々木4-33-10 トーシンビル5F
TEL : 03-3378-8925 FAX : 03-3378-8863
京王新線「初台駅」下車 東口 徒歩3分
営業時間 10:00~17:00
定休日 祝日
フジエテキスタイル おすすめ生地
個人的におすすめなカーテン生地をいくつかピックアップしてご紹介します!
アワユキ PF1387
落ち着いた優しいカラーと繊細なクラッシュシワが特徴のエレガントなトランスペアレンス。透明感のあるタテ糸にホワイトとパステルカラーのヨコ糸を織り込むことで、優しいカラーの色合いを表現しています。シワ加工されたレースも定番になりつつありますが、こちらは何とも言えないニュアンスカラーの展開でお部屋の印象を変えてくれます。
トコシエ PF290
リサイクルポリエステルを使用した商品です。モール糸を織り込みグレード感のある無地ドレーパリー。充実のニュートラルカラーに、アクセントカラーも加わった12配色です。ベルベットのような光沢感に、とろみのある生地がとっても気持ち良い生地です。(上記画像は3色を切り替えて縫製したイメージ)
ハドウ PF6050
流れるような有機的な幾何柄と、細かいドット柄が合わさったデザインです。マットな糸の隙間から艶のある光沢糸がのぞきます。一見、柄が強そうに見えるのですが、お部屋に吊ってみるととてもなじみ、ほどよい光沢でエレガントな印象になります。
オクターブ FA1622
透過性が高いファインな質感のオーガンジーの遮熱レースです。生地の裏側にナノレベルのステンレス粒子をコーティングすることで夏の太陽光による室内温度の上昇を抑えることができます。この技術は遮熱レースの中でMASA(マサ)として紹介されています。この透明度で高い遮熱効果が期待できる優秀なレースです。
フォノン FA6919
こまやかなシワや凹凸感、光沢と陰影が醸し出す複雑な表情が魅力の無地の遮光ドレーパリーです。縮み具合が異なる繊維を混ぜた糸をタテ糸に使い、織り上げた状態で特殊なシワ加工を施すことによって、チンチラのような独特な質感に仕上げています。遮光ドレーパリーとしてはもっとも色数の多い6配色。モダンにもヴィンテージ風にも見え、幅広いインテリアに合わせやすい生地です。これ以上売れたら困るので本当は紹介したくないくらい手ごろで優秀なドレープです。。
まとめ
上記で私が紹介した生地はどれもグレージュやシャンパン系のカラーが多いのですが、このあたりは特にトレンドを反映した生地となっています。ぜひサンプルだけではわからない生地の良さを体感しにショールームにお出かけください。(対応が必要な方はぜひご予約を!)
※画像/本文内容はフジエテキスタイル様ホームページよりお借りいたしました。